バンコクで総選挙の実施を求めて抗議集会

2019年1月13日 〔タイ〕

 タイ・バンコクで1月12日、軍事政権反対派や市民ら約50人が、民政移管の総選挙を延期なく実施することを求める抗議集会を行った。

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 5月4日~6日に行われると発表のあった国王の戴冠式を優先するため、2月24日に実施予定だった総選挙が延期させる可能性が高くなったとされている。

 2014年5月のクーデターで軍事政権となったが、当初2015年後半には民政復帰のための総選挙を行うとしていた。その後延期を繰り返しており、昨年になりようやく今年の2月の総選挙実施が現実味を帯びてきた。これまでの慣習などを考慮すると2月24日に実施される可能性が高いと推測されていた。

 しかしながら、タイ王室が1月1日、ワチラロンコン国王の戴冠式を5月4日に執り行うことを発表した。関連行事は4月半ばから1ヶ月続くことになり、王室行事中に選挙結果が発表されることを避けるために3月24日か3月31日などに延期される公算が強くなった。その場合、選管による選挙結果の公表期限は5月末になる。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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