ミャンマー与党が憲法改正動議を緊急動議

2019年1月30日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの与党「国民民主連盟(NLD)」が1月29日、連峰議会に憲法改正を検討する委員会の設置を求める緊急動議を提出した。

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 現行の憲法では、配偶者が外国人の国民は国家元首の大統領になれないと規定されているため、アウン・サン・スー・チー国家顧問は大統領に就任できない。

 憲法の改正には、全議員の4分の3を超える賛成が必要だが、上下両院の議員定数の25%を軍人とすると現行憲法下では改正の実現は難しい。

 しかしながら、2020年に予定される次期総選挙に向けて、NLDも憲法改正に向けた努力をしている姿勢を有権者に示すのが狙いという。

 現在の憲法は軍政時代の2008年に制定されている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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