暫定自治政府が発足。暫定首相はMILF議長

2019年2月24日 〔フィリピン〕

 フィリピンのドゥテルテ大統領は2月22日、イスラム自治政府の暫定議会の議員80人を選定した。暫定政府首相には、同国最大のイスラム過激派「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」のムラド・エブラヒム議長が就任し暫定政府が発足した。今後、2022年の自治政府設立に向けて作業が進む。

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 暫定政府は南部ミンダナオ島コタバト市に置かれる。ムラド氏は近く副首相2人と閣僚15人を指名する予定。

 これにより、同市に今ある「イスラム教徒自治区(ARMM)」は6月末に廃止される。

 

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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