○糖尿病が広まりつつある東南アジアに「砂糖税」

2019年3月24日 〔東南アジア諸国〕

 東南アジアでは生活水準の向上にともなう食生活の変化が原因で糖尿病が拡大してきている。各国では「砂糖税」の導入などによりその対策を進める動きが出ている。

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 タイやブルネイでは2017年に砂糖税を導入。フィリピンでも2018年1月に導入された。また、マレーシアは2019年7月に導入を予定し、シンガポールやベトナムでも検討しているという。

 国際糖尿病連合(IDF: International Diabetes Fereration)によれば、2017年の東南アジア各国の糖尿病患者数は以下の通り。

国名患者数(千人)人口(千人)対人口比(%)
インドネシア10,276.1264,0003.9
シンガポール606.05,61210.8
タイ4208.669,0406.1
フィリピン3,731.9104,9003.5
マレーシア3,392.731,62012.0
ブルネイ41.1428.79.6
ベトナム3,535.795,5403.7
ミャンマー1,399.053,3702.6
ラオス115.26,8581.7
カンボジア246.216,0101.5
(参考)日本7,234.2126,8005.7

※人口は世界銀行(2017)より

 

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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