シンガポール、6月2日から段階的に経済活動再開

2020年5月20日 〔シンガポール〕

 シンガポール政府は5月19日、新型コロナウイルス感染対策のために制限していた同国の経済活動を6月2日から段階的に再開すると発表した。

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 第1弾として、製造業や金融、情報通信などのサービス業で工場やオフィスへの出勤を認める。しかしながら、最大限テレワークを求めるほか、出社時はソーシャルディスタンスの厳守を企業に求める。さらに、従業員や訪問者の出入りを記録するアプリの使用も義務付ける。また、学校についても登校する生徒の数を限定するなど感染リスクを軽減しながら再開することとなる。

 レストラン、小売店、スポーツジムなどについては休業が継続される。

 シンガポールは4月下旬に当初1ヶ月の予定で職場と学校を閉鎖したが、外国人労働者の宿舎で感染が急拡大したことを受け、6月まで延長していた。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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