2020年5月29日 〔フィリピン〕
フィリピンのドゥテルテ大統領は5月28日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出・移動制限を、マニラ首都圏などで6月1日から大幅に緩和すると表明した。感染防止策の徹底を条件に企業や店舗の再開を認める。
外出・移動制限措置は3月17日に導入され、警察や軍の動員により厳格な運用がされてきた。その後期限の延長を繰り返してきたが、5月16日に自動車などの工場で人員を削減して操業を認めるなど一部緩和されていた。
しかしながらフィリピンの新規感染者数は横ばい傾向で、累計感染者数は5月27日現在で15,049人、死亡者も904人となっている。(出典:「新型コロナウイルス感染 世界マップ」 日本経済新聞社)
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○