シンガポールは6月2日から外出規制緩和の第1段階

2020年6月3日 〔シンガポール〕

 シンガポールは6月2日、約2ヶ月続いた新型コロナウイルス感染拡大対策のための外出規制が緩和された。厳格な外出規制が導入された4月7日以降、重要な産業に携わる一部の従業員のみの出社が許されていたが、6月2日からは国内の就業者の約3分の1が職場に復帰できるようになった。しかしながら、レストランの店内飲食は依然禁じられている。

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 シンガポールは経済・社会活動を3段階で計画している。6月2日からの第1段階では、大半の製造業のフル稼働を認めた。この後、感染の第2波が来なければ6月中にも第2段階に移行する。

 第2段階では、大半の小売店やスポーツジムなどの営業が再開する予定だ。レストランの店内飲食も解禁となる。

 また、最後の第3段階では、映画館やバーなどでも営業が可能となる。

 新型コロナウイルスと共生していく必要があるということで、職場では政府が開発したシステムを使って従業員の入退場時刻を記録しなければならない。ちょっとした外出でもスマートフォンでそれぞれのビルや店舗のQRコードを読み取り、記録する必要がある。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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