2020年6月18日 〔マレーシア〕
マレーシアのムヒディン首相が、政治混乱を解消するために早期の総選挙に踏み切るのではないかとみられている。早ければ来年3月までに実施される可能性がある。
ムヒディン首相は、与党連合内の内部対立をきっかけに今年2月24日に辞任したマハティール前首相の後任として総選挙を経ずに政権を樹立している。しかしながらマハティール氏から不信任決議案を提出されるなど、国内の政治は混乱状態にあった。
マレーシア国会の下院議員222議席を争う総選挙は任期の5年ごとに行われるが、任期前に首相が国会の解散を決定することで実施されることもある。前回の総選挙は2018年5月だった。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○