2020年6月28日 〔ASEAN〕
東南アジア諸国連合(ASEAN)は6月26日、オンラインによる首脳会議を開催し、翌27日に議長声明を発表した。議長声明には中国が領有権を主張する南シナ海問題について、昨年11月にバンコクで開催された前回の首脳会議より強めの表現で盛り込まれた。
南シナ海を巡る中国との領有権争いはASEAN加盟国の中でも国によって温度差がある。フィリピン、ベトナムなどは激しく争っているが、中国から多くの支援を受けているカンボジアやラオスなどは中国よりな立場をとっている。今回の首脳会議の議長国はベトナムである。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○