ガルーダ・インドネシア航空、債務不履行回避

2020年7月3日 〔インドネシア〕

 インドネシアの国営航空会社「ガルーダ・インドネシア航空」は6月10日に開いた社債保有者とのオンライン会議で、イスラム債5億ドル(約540億円)の償還を延長することで債権者と合意した。これで、債務不履行をひとまず回避できた。

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 イスラム債は「スクーク」と呼ばれるもので、2015年に発行され2020年6月3日に償還期限、6月10日に猶予期限を迎えていた。

 新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、航空会社各社は利用者の大幅減により経営困難な状態となっている。5月末には、タイのナショナル・フラッグであるタイ航空が会社更生手続きに入っている。また、マレーシア航空も経営再建中の状態にある。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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