フィリピン、4~6月期のGDP16.5%減

2020年8月7日 〔フィリピン〕

 フィリピン統計局は8月6日、2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で16.5%減だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限などが経済活動の低迷に影響したと考えられる。

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 四半期統計を始めた1981年以来、再来の落ち込みとなった。2020年通年では前年比5.5%となる見込み。

 フィリピンでは多くの家庭が海外で働く家族や親族からの送金に頼っている。そのため、新型コロナウイルス感染症の影響で海外での職を失い送金が減ったことが影響してGDPの約7割を占める個人消費が低迷した。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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