マレーシア与党幹部を汚職容疑で逮捕

2020年8月7日 〔マレーシア〕

 マレーシアの汚職防止委員会(MACC)は8月6日、前財務相で野党「民主行動党(DAP)」チョキ著うのリム・グアンエン氏(Lim Guan Eng)を8月7日に起訴すると発表した。地元紙「ザ・スター」などの報道によると容疑はペナン州の海底トンネル案件を巡る贈賄や権力乱用の罪だという。

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 リム氏は2008年から2018年までペナン州首相を務めてきており、2018年の政権交代でマハティール政権で重要閣僚を務めた。

 今回の逮捕はリム氏がペナン州首相を務めていた当時の行為が対象となったようだ。また同氏は2016年にも別の汚職容疑で逮捕されたことがあるが、2018年に与党となってからその追及は収まっていた。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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