2020年12月27日 〔タイ〕
新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し2020年5月に会社更生手続き中のタイ航空は、2021年の人件費を2019年比で3割削減するメドがついたと発表した。2021年2月には更生計画案を策定し、追加リストラを実施する。
リストラ案では、2021年6月までに従業員の3割弱に当たる約5000人の早期退職や一時帰休が実施される。これにより2021年の人件費は2019年比の約33%減にあたる93億バーツ(約320億円)に抑制できると試算されている。
また、旅客需要の本格的回復が2021年前半には見込まれないとし、収入確保の取り組みとして他社向けの機体整備やケータリング事業などに注力する。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○