東南アジア各国のワクチン入手計画

2020年12月28日 〔東南アジア諸国〕

 新型コロナウイルスのワクチンが少しずつ出回り始めている。東南アジア諸国の現時点のワクチン入手予定について以下にまとめる。

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 世界保健機関(WHO)などが主導して、世界各国がワクチンを共同購入できる枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を構築した。この仕組みでは、最大20億回分のワクチンを確保し、2021年末までに各国へ公平に分配する計画だ。

 ミャンマーやカンボジアはこの仕組みを利用する予定だ。ミャンマーは2021年にCOVAXから約1100万人分のワクチンを調達し、カンボジアも100万回分を調達する計画だ。

 一方、マレーシアやフィリピンなどはワクチンを開発した製薬会社と個別に契約交渉して調達する模様だ。

 また、シンガポールは米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンの購入を決め既に入手した。インドネシアも 中国の製薬大手「科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)」開発のワクチンの購入を決めている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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