東南アジアの過激派組織創設者、刑期満了で出所

2021年1月10日 〔インドネシア〕

 東南アジア全域で活動するイスラム過激派組織「ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah:JI)」の創設者アブ・バカル・バシル(Abu Bakar Ba’asyir)受刑者(82)が1月8日朝、刑期満了によりインドネシアの首都圏ボゴールの刑務所から出所した。インドネシア国家警察は2010年8月9日バシル氏をテロ容疑で逮捕。反テロ法違反の罪で禁固15年の判決を受けていた。

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 ジェマ・イスラミアは2002年のバリ島爆弾テロなどを実行しており、バシル氏は2016年1月のジャカルタ連続爆弾テロや、2018年のジャワ島スラバヤ一帯で起きた連続自爆テロの実行犯に影響を与えたとされている。バリ島爆弾テロでは日本人2人を含む202人が死亡した。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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