マレーシアの新型コロナ対策、活動規制の厳格化

2021年1月11日 〔マレーシア〕

 マレーシアのムヒディン首相は1月11日、新型コロナウイルスの感染拡大対策として、同国の国民及び企業に対する規制を厳格化すると発表した。1月13日から1月26日まで、州を超える移動が全土で禁止されるほか、首都クアラルンプールなどでは国民の生活に不可欠な業種以外は在宅勤務を義務付ける。

[PR]

 クアラルンプールなど感染者数の多い5州・3連邦直轄区については、流通、製造業など重要な業種以外の出勤は禁止され、レストランの店内飲食や結婚式などの行事開催も禁止される。また、生活必需品購入のための外出も1世帯あたり2人に限定される。違反者は最大1千リンギ(約2万5500円)の罰金が科される。

 マレーシアでは2020年3月に厳格な活動禁止令が出され、同年8月までは感染者の増加は抑えられていたが、その後感染が広がった。2021年1月7日には1日あたりの新規感染者数が3000人を超えた。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

 

マレーシアの新型コロナ対策、活動規制の厳格化 はコメントを受け付けていません

分類 *news, マレーシア