2021年2月5日 〔フィリピン〕
フィリピン議会は2月3日、「企業復興税優遇法案」を承認した。現在30%の法人税率を25%に引き下げる。また中小企業の法人税は20%にする。ドゥテルテ大統領の署名を経て発効する。
東南アジアの他の国の法人税は17~25%で、フィリピンの30%は東南アジアで最も高いものだった。新型コロナウイルス感染症による経済低迷に対する起爆剤としたい考えのようだ。
フィリピンでは2018年1月に個人所得税や自動車などの物品税を引き下げる税制改革が実施されていた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○