マンダレーで国軍抗議の市民30人逮捕

2021年2月6日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーで第2の都市であるマンダレーで2月4日、軍事クーデターに対する抗議運動に参加していた市民約30人が地元警察に逮捕された。複数の現地メディアが2月5日伝えた。市民らは鍋やフライパンなどの金物を打ち鳴らす運動に参加していた。

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 軍事クーデターへの抗議は、鍋やフラインパンなどの金物を打ち鳴らすことで表現しており、クーデターの翌日2月2日より、午後8時頃に一斉に金物を鳴らす運動が人がっている。

 また、抗議運動のシンボルとして赤いリボンを身に付けたり、タイの反政府デモと同様に、指を3本揚げる仕草もみられる。

 親指と小指を除く3本の指を突出し高く掲げるポーズは、ディストピア(反理想郷)を舞台にしたヤングアダルト小説・映画「ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)」に由来し、タイでは反政府運動のシンボルとして学生を中心に広がっている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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