タイで反政府デモ再燃

2021年2月24日 〔タイ〕

 タイの首都バンコクで2月23日夕刻、1千人を超える若者らが路上に集まり、反政府デモを行った。新型コロナウイルスの感染拡大などを受け2020年12月半ば以降中断していたが、検察当局が2月9日にデモのリーダー格4人を不敬罪で起訴したことをきっかけに2月10日にはバンコクで数千人規模の抗議集会が開かれていた。

[PR]

 反政府デモは2020年2月に野党第2党の「新未来党」が解党されたのをきっかけに始まった。新型コロナウイルスによる感染拡大などで一旦下火になっていたが、同年7月からプラユット政権の退陣や憲法改正、そして王室革命などを求めてデモが再燃した。その後再び新型コロナの感染が拡大したため12月半ば以降は中断していた。

〔関連記事〕

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

タイで反政府デモ再燃 はコメントを受け付けていません

分類 *news, タイ