ミャンマー国軍が犠牲者掘り起し発砲責任否定

2021年3月8日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーで、クーデターに対する抗議デモに参加し死亡した女性の遺体を国軍側が掘り起こした。国軍は3月7日、遺体を調べた結果、女性の死因は治安側の発砲によるものでないと発表した。

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 国軍により墓から掘り起こされたのはチェー・シンさん(19)(Kyal Sin)の遺体。チェー・シンさんは「エンゼル」(天使)の愛称で知られ、抗議デモ参加中の3月3日に銃撃で死亡した。3月4日は葬儀が行われ大勢の市民が参列した。

 チェー・シンさんが「全てうまくいく(Everything will be OK!)」と英語で書かれたTシャツを着て抗議デモに参加している写真や動画はSNSなどで拡散されている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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