ベトナム、第二の国産ワクチン治験開始

2021年3月19日 〔ベトナム〕

 ベトナムでは4グループが新型コロナウイルスワクチン開発を進めているが、このほどベトナム保健省傘下の「ワクチン・医学生物学研究所(IVAC)」が第2の国産ワクチンとなる「コビパック」の臨床試験(治験)を開始した。

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 現在18から59歳の120人のボランティアを対象に治験をすすめており、28日間の間隔を空け2回接種する。4月20日までには第一段階の治験が終了し、年内にすべての治験を終えたいとしている。

 ベトナムの新興企業「ナノジェン製薬バイオテクノロジー」が、ベトナム軍医大学と共同で開発を進める「ナノコバックス」で5月に政府からの緊急使用許可の取得を目指している。

 同国では3月8日から英アストラゼネカ製ワクチンの接種を始めている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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