フィリピン首都圏周辺で再度外出制限厳格化

2021年3月28日 〔フィリピン〕

 フィリピン政府は3月27日、マニラ首都圏とその周辺4州の移動・外出制限措置を3月29日から4月4日までの間、4段階中最も厳しい水準に引き上げると発表した。制限措置は段階的に緩和されてきたが、再度2020年3~5月の水準に戻る。新型コロナウイルスの感染が拡大し、1日の新規感染者数が1万人にせまっているための措置。

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 新たな措置では、午後6時~午前5時までの外出は禁止。また、17歳以下と66歳以上の人の外出は認められない。生活必需品を取り扱う商業施設については営業可能で、公共交通機関は利用者を制限して運行される。

 フィリピンでは3月26日、一日あたりの新型コロナウイルス新規感染者数が3月26日には過去最高の9839人、翌27日には9595人となっている。3月27日時点の累計感染者数は71万2442人、死者は1万3159人。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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