2021年4月5日 〔ミャンマー〕
クーデターにより実権を握った国軍に対する市民らの抗議が続くミャンマーで、代表的な少数民族武装勢力10組織が市民らのデモ隊を支援することで一致した。カレン民族同盟(KNU:Karen National Union)など10勢力は4月3日にオンラインで会議を開いて決定した。
これら10勢力で構成する「和平プロセス監視チーム」(PPST:Peace Process Steering Team)は政府との停戦協定に署名していたが、過去に交戦した経緯から国軍への反発が根強く、今回のクーデター発生直後から国軍に対する批判が強かった。今回のオンライン会議で停戦協定についても再検討する方針も確認された。また、拘束中の政治家を解放するよう求めた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○