ミャンマー、19人が軍法会議で死刑判決

2021年4月10日 〔ミャンマー〕

 時事通信社によると、ミャンマー国営テレビは4月9日夜、国軍関係者2人を死傷させたとして19人が軍法会議で死刑判決を言い渡されたと伝えた。国軍が戒厳令を出したヤンゴンで3月27日の国軍記念日に事件は起きたとされる。

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 19人中17人は指名手配中で、本人不在のまま3月8日に判決は下された。戒厳令の対象地域では23項目の重罪は軍法会議で裁くことになっている。上級裁判所への上訴は認められていないが、死刑判決の場合は国軍総司令官に、それ以外の場合は管区司令官に対して判決破棄を申し立てることができる。

 ミャンマーではこれまで、死刑判決が下されても実際に執行されたことはないようだ。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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