2021年4月13日 〔ミャンマー〕
ミャンマー国軍は4月12日、北部のカチン州で少数民族武装勢力カチン独立軍(KIA)の支配地域を空爆した。KIAは4月11日に国軍の2拠点を制圧している。
今回空爆があったのは3月下旬にKIAが国軍から奪取した基地で、国軍が地上軍を投入し戦闘が激しくなっていた。現地メディアによると、これらの戦闘で民間人も複数の死者が出たもようだ。
クーデター以降、国軍と民族武装勢力の衝突が増えている。東部のカイン州では3月下旬にカレン民独同盟(KNU)が国軍の拠点を攻撃したことにより、国軍がその報復として空爆を行っている。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○