2021年4月17日 〔ミャンマー〕
クーデター後の混乱が続くミャンマーで4月16日、国民民主連盟(NLD)所属の議員らが中心となって設立した「連邦議会代表委員会(CRPH)」が「国家統一政府(NUG:National Unity Government)」を設立したと宣言し、国家統一政府の下に15人の閣僚と12人の副大臣を発表した。2020年の総選挙で国民から委任を受けた民主派議員のみならず、少数民族武装勢力の賛同も得ている。
CRPHは3月31日に、現行憲法を廃止し、これに代わる「連邦民主憲章(Federal Democracy Charter)」を採択したと発表している。また、政府との間で停戦協定に署名した10の少数民族武装グループが統一政府の樹立に指示を表明していた。
〔参考記事〕
- Who’s Who in Myanmar’s National Unity Government (The Irrawaddy 2021.4.16)
- CRPH announces lineup of interim ‘national unity government’ – The cabinet includes 11 ministries and 26 members (Myanmar NOW 2021.4.16)
〔関連記事〕
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○