インドネシアで行動制限を延長

2021年7月8日 〔インドネシア〕

 新型コロナウイルスが再拡大しているインドネシアで7月5日、アイルランガ調整相(経済担当)が、ジャワ島とバリ島を除く地域の小規模行政単位の行動制限を7月6日から20日までの期間に延長すると発表した。感染状況が「レベル4」に指定された43県・市には他の地域より厳格な規制を適用した。

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 レベル4に指定された地域では、出社比率25%に引き下げ、学校もオンライン授業のみとし、礼拝、公共施設での活動、人の集まる文化芸術活動や社会活動などは禁止される。

 また、全地域で、ショッピングモールや飲食店の営業時間は午後5時までとし、収容人数も25%以下に制限される。飲食店のテイクアウトは午後8時まで可能で、テイクアウトのみを提供する飲食店は24時間営業が認められる。

 レベル4に指定されたのは20州43県・市で、スマトラ地域が18県・市、リアウ諸島州ビンタン県、バタム市、北スマトラ州メダン市、南スマトラ州パレンバン市、ランプン州バンダルランプン市など主要都市が含まれる。また、「レベル3」に指定された地域は187県・市で、「レベル2」指定が146県・市だった。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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