フィリピンで初のデルタ株感染を確認

2021年7月18日 〔フィリピン〕

 フィリピン保健省は7月16日、国内で初めての新型コロナウイルス・デルタ株の感染例が報告された。デルタ株に感染したのは16人で11人が国内で感染した可能性があると説明している。また、6月28日にマニラの病院に緊急搬送された1人が死亡したという。

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 デルタ株の陽性反応が確認されたなかの5人はアラブ首長国連邦、カタール、英国からの帰国者だった。

 インドで最初に発見された感染力の強いデルタ株は、タイ、マレーシア、インドネシアでも広がり感染者が急増している。フィリピンでの新型コロナウイルスの漢者数は149万人を超え、死者数も2万6314人と東南アジアで2番目に多い。ワクチン完全接種率は人口の3.9%にとどまっている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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