ベトナム、感染拡大で首都が外出禁止に

2021年7月25日 〔ベトナム〕

 ベトナムの首都ハノイで7月24日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことを目的に不要不急の外出禁止が始まった。同日午前6時以降、食料品や衣料品の買物など以外は外出禁止となり、違反すれば罰則が科される可能性がある。外出禁止は15日間の予定。

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 ハノイの外出禁止措置の実施は2020年4月以来の2回目。ホーチミン市とダノンでもすでに外出が制限されている。

 ベトナムでは7月に入ってから数千人規模の新規感染者が連日確認されている。特にホーチミン市では7月23日に過去最多の7307人の新規感染が確認された。

 昨年までは感染拡大が抑えれていたベトナムだが、感染力の強いデルタ株により感染が急拡大していると思われる。また、ワクチン接種の完了者についても人口の1%にも満たない状態だ。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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