ミャンマー選挙管理委員会が総選挙無効を発表

2021年7月27日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーでクーデター後に国軍が任命した選挙管理委員会は7月26日夜、アウン・サン・スー・チー氏が率いる「国民民主連盟(NLD)」が圧勝した昨年11月の総選挙は大規模な不正があったとして無効にすると発表した。

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 選挙管理委員会は調査で1130万件以上の不正が判明したと主張し、与党だったNLDが権限を使って他党候補の選挙運動を制限するなど総選挙は自由かつ公正ではなかったと強調した。

 総選挙ではNLDが改選議席の83%を獲得し圧勝した。国軍系の野党「連邦団結発展党(USDP)」は、二重投票者がいたなどと訴え総選挙のやり直しを求めたが認められず今年2月1日にクーデターを起こした。

 〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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