シンガポール、ワクチン接種者の入国制限緩和

2021年8月10日 〔シンガポール〕

 シンガポール保健省は10月6日、入国制限を一部緩和すると発表した。新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた者を対象に、感染リスクの高い国・地域からの就労ビザ(査証)保有者の入国受け入れを8月10日から再開する。また、8月20日の深夜には感染リスクの比較的低い一部の国・地域からの渡航者の隔離規定も緩和する。

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 対象となるのは、指定されたワクチンの接種を完了した人で、完了日から2週間以上経過した人で、就労ビザ保有者と、その帯同家族に発行するディペンデント・ビザ(DP、家族ビザ)の保有者に対しては入国に必要な「入国許可証」の申請受け付けを8月10日に再開する。

 

 また、 8月20日午後11時59分以降は、比較的感染リスクの低い8カ国を対象に、入国後の隔離規定を緩和する。現在は政府指定の隔離専用ホテルで14日間待機する措置(SHN)が義務付けられているが、希望者には自宅や自分で用意した宿泊施設での待機が認められる。

 対象の8ヶ国は、オーストラリア、オーストリア、カナダ、ドイツ、イタリア、ノルウェー、韓国、スイスで、今後各地の感染状況次第で対象国・地域は変更される。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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