ジャカルタの一部小中学校が1年半ぶりに対面授業

2021年9月1日 〔インドネシア〕

 インドネシアの首都ジャカルタで8月30日、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業を続けていた小中学校の一部が約1年半ぶりに対面授業を再開した。対面授業を望む声が多い一方で、いまだ感染がおさまらず子供の登校を見合わせる保護者もいた。

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 今回対面授業を再開したのは、首都ジャカルタで約5300校のうち610校。

 インドネシアのインターネット通信環境は、不安定なところも多く、オンライン授業では画面が止まったり、音声が途切れたりすることも多い。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年3月に対面授業を中止し、今年7月に再開を見込んでいたが、感染拡大の傾向がおさまらず1日あたりの新規感染者数が5万人を超える日もあり、再開は延期となっていた。現在は一時期より減少したというものの、1日あたりの新規感染者は5000人から1万人で推移している。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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