2021年9月1日 〔フィリピン〕
フィリピンのドゥテルテ大統領の腹心であるボン・ゴー上院議員が2022年の大統領選には出馬しない意向を示した。ゴー氏は、新型コロナウイルス感染対策に注力したいとし、ドゥテルテ氏の政策を受け継ぐ候補を支援するよう与党「PDPラバン」に対して書簡で要請した。書簡は8月30日に公表された。
書簡では、「党の仲間からの要望に応えたいが、候補擁立支援申し出を謹んで事態する」と述べているようだ。
同氏は、ドゥテルテ氏が副大統領として出馬するのであれば、大統領候補になることにやぶさかではないと発言していたが、今回出馬を見送ることとなった。
これにより、ドゥテルテ氏の娘で現ダバオ市長のサラ氏の大統領選出馬の可能性に道が開かれるという見方もあるようだ。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○