タイ国会、下院の選挙制度変更を可決

2021年9月14日 〔タイ〕

 タイの国会は9月10日、下院の選挙制度改革に関する憲法改正を賛成多数で可決した。定数500の下院は現在、小選挙区350と比例代表150からなるが、これを小選挙区400、比例代表100に変更する。また、投票方法も小選挙区と比例代表にそれぞれ1票ずつ投じる形式に変わる。2023年3月までに実施することになっている次の選挙から適用する。

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 新制度は、党員数が多く組織力の強い大政党に有利だとみられており、与党は小選挙区での議席増が見込まれるが、反体制派が支持する民主派野党には不利になるとみられる。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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