2021年9月16日 〔シンガポール〕
シンガポール政府は、新型コロナワクチンの接種が進んだことを受け、専用寮に住む外国人低賃郡労働者の外出規制を緩和した。シンガポールでは低コストの外国人労働者を周辺国から受け入れ、専用寮に居住させるモデルが長年続いている。
このたび対象となる労働者のワクチン接種率が9割を超えたことを受け、9月15日に市街地への外出を解禁する試行プログラムを開始した。まずは、毎週500人の労働者に外出を許可し、状況をみて人数の拡大をする。
世界的にも高い接種率を誇るシンガポールだが、9月15日には804人の新規感染者を確認するなど再拡大している。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○