シンガポール、感染者急増で規制の際厳格化

2021年9月28日 〔シンガポール〕

 シンガポールで新型コロナウイルス感染者が急増しており、3人以上の集まりを禁じるなど、再び厳しい措置が始まった。ワクチン接種を完了した人が8割を超える同国だが、9月26日には一日の新規感染者数が1939人となり過去最多を記録した。8月中旬には新規感染者が100人以下で推移していたので規制緩和となったが、その後増加に転じた。

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 陽性反応が出た人の約98%は軽い症状か無症状のようだが、9月は27日までに23人が死亡しており、全体の死者数を78人に押し上げている。

 8月19日以降、会合は5人、店内飲食も必要回数のワクチン接種を終えていることを条件に5人まで最大で可能となっていたが、9月27日から1カ月は2人を上限とする。また、オフィスでの仕事についても、5割の人員の出社を許可するとしていたが、在宅勤務を基本とする措置に変更した。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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