2021年9月28日 〔タイ〕
タイ政府は9月27日、新型コロナウイルスの感染予防対策として入国者に義務付けている隔離を、ワクチンの接種完了などを条件に10月1日から短縮することを決めた。現在14日間となっている待機期間を7日間とする。また、バンコクやチェンマイなどの主要観光地では11月中に隔離を免除する方針だ。
タイ南部のリゾート地プーケットでは7月に隔離免除がはじまっている。バンコク、チェンマイなどで11月中に隔離免除を開始した後、12月にはアユタヤなども対象としていく考え。観光客を呼び戻し、経済再生につなげていく。
タイでは、8月中旬に1日当たりの新規感染者が2万3000人を超えていたが、最近は1万人程度に減っている。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○