2021年10月5日 〔ASEAN/ミャンマー〕
東南アジア諸国連合(ASEAN)は10月4日、オンライン形式で開催した外相会議で、クーデターにより国軍が実権を握ったミャンマーの情勢について協議した。各国はすでにASEANが派遣を決めた特使を受け入れ協力するようミャンマー国軍に求めた。
ASEANは今年4月の首脳会議で、ミャンマー国軍による市民への暴力の即時停止や、国軍と同国民主派との仲介にあたる特使の派遣で合意しており、ミャンマー国軍も受け入れる考えを表明している。その後8月には議長国であるブルネイのエルワン第2外相を特使に任命したが、派遣は実現していない。
10月下旬にはASEAN首脳会議が開催される予定だが、このまま進展がみられなければミャンマーのミン・アウン・フライン総司令官の出席を受け入れることはできないという声も上がっている。
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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○