フィリピンのジャーナリストがノーベル平和賞

2021年10月11日 〔フィリピン〕

 フィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ氏(58)がノーベル平和賞を受賞することが決まった。ノルウェー・ノーベル賞委員会が10月8日にマリア・レッサ氏とロシアの新聞編集長のドミトリー・ムラトフ氏(59)にノーベル平和賞を授与すると発表した。

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 ノーベル賞委員会は、民主主義と報道の自由の擁護のために尽力していることを2人の受賞理由にあげている。

 マリア・レッサ氏は、ジャーナリストと調査報道サイト「ラップラー(Rappler)」の最高経営責任者(CEO)を兼ねており、フィリピンのドゥテルテ政権による麻薬犯罪取締に関する超法規的取締について監視と批判的報道を展開してきた。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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