シンガポールが海外旅行者の受け入れ国を拡大

2021年10月11日 〔シンガポール〕

 シンガポールは、9月上旬にドイツとブルネイの2か国についてワクチン接種完了済み旅行者の隔離なし受け入れる仕組み「ワクチントラベルレーン(VTL)」を開始していたが、これを10月19日から英米など11か国に拡大する。日本はシンガポールからの旅行者を隔離なしで受け入れておらず、またワクチン接種認証の仕組みが出来ていないことから含まれていない。

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 ドイツとブルネイからの旅行者の隔離なし受け入れを開始してから10月8日までに3000人以上が入国したが、新型コロナが陽性だったのは2人だったことを受け、今回受け入れ国の拡大を決めた。

 まずは、10月19日から米国、カナダ、英国、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、デンマークに拡大し、11月15日からは韓国からも受け入れる。

 ワクチン接種率が人口の83%と世界的にも高い率となっているシンガポールだが、10月8日には新規感染が3,590人となり、過去最悪ペースで増加している。しかしながら、感染者の98.4%は無症状か軽症だという。

COVID-19新規感染者数(シンガポール20211008)

 

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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