ミャンマーで国軍系携帯通信会社の幹部射殺

2021年11月6日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー・ヤンゴンで11月4日朝、国軍系企業が出資する携帯通信事業者「マイテル(Mytel)」の経営幹部が銃撃を受け死亡するという事件が起きた。犯人はまだ分かっていない。

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 地元メディアによると、死亡したのは元軍人で退役後にマイテルに入ったテイン・アウン最高財務責任者(CFO)で、ヤンゴンの中心部の北約10キロメートルの国軍基地近くの軍関係者が多く住む住宅街で事件は起きた。

 マイテルに対しては、今年2月のクーデター直後から市民の不買運動が起きていた。また、9月になり民主派の政治家らが作った「統一政府(NUG)」が武装抵抗を呼びかけると、国軍に反対する市民たちで組織した「国民防衛隊」が各地でマイテルの通信塔を攻撃した。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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