2021年11月7日 〔インドネシア〕
英国で開催されている国連気候変動枠組み条約契約国会議(COP26)で11月2日、2030年までに森林破壊を止めるという宣言に100ヶ国以上が署名したが、署名国のひとつインドネシアのシティ・ヌルバヤ環境林業相は11月3日、「2030年までに森林破壊ゼロを強制することは不適切で不公平だ」と自身のツイッターで反論した。
投稿では、インドネシアのカリマンタン島(ボルネオ島)やスマトラ島では森林があるため3万4千以上の村が道路でつながっていないと指摘し、森林破壊ゼロということは道路を作ってはならないということになるのかと疑問を呈している。
パリ協定に基づく2030年までに29%の温室効果ガスの削減という目標達成に向けては努力は続けるとしながらも、ジョコ政権が進める大規模開発を止めてはいけないと主張した。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○