マレーシア、オミクロン株警戒で入国規制を強化

2021年12月9日 〔マレーシア〕

 マレーシア保健省は12月7日、新型コロナウイルスの新しい変異株「オミクロン株」の世界的な感染拡大を受け、12月8日から入国規制を強化すると発表した。外国人旅行者は入国後6日目まで毎日、検査が義務付けられる。

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 新たな規制の対象は、シンガポールとの2国間でワクチン接種を条件に隔離なしで入国を認める「ワクチントラベルレーン(VTL)」の利用者、クダ州ランカウイ島がワクチン接種完了の外国人観光客を受け入れる「トラベルバブル」の利用者、そしてマレーシア闘士開発庁(MIDA)が運営する「ワンストップセンター(OSC)」を通じて入国する短期出張者となる。

 いずれも入国時に空港でPCR検査を受けるほか、入国後2日目、4日目、そして6日目に家庭用の検査キットで感染の有無を確認し、3日目と5日目には医療専門家による抗原検査を受ける必要がある。検査結果はすべて政府の新型コロナウイルス対策アプリ「マイスジェテラ(MySejahtera)」を通じて報告する必要がある。

 また、これまで72時間以内だったマレーシアへ出発前のPCR検査も48時間以内に受けることが義務付けられる。

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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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