2022年1月10日 〔ミャンマー〕
ミャンマーの首都ネピドーに設置された特別法廷は1月10日、国軍のクーデターにより拘束されているアウン・サン・スー・チー氏に対し、小型無線機を不正に輸入した罪など3件で、あわせて禁錮4年の有罪判決を言い渡した。
この日の判決の内訳は、無線機の不正輸入と違法使用の二つの罪で計2年、新型コロナウイルス規定違反の罪で2年の禁錮刑。昨年12月の2年の禁錮刑と合せた6年の禁錮刑となった。
スー・チー氏には、すでに昨年12月6日に社会不安をあおった罪なので禁錮4年の判決が言い渡されており、その後ミン・アウン・フライン総司令官の指示により特赦で2年に減刑されている。
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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○