2022年1月13日 〔フィリピン〕
フィリピンの新興財閥「ウデンナ・グループ」が携帯通信事業に新規参入したが、1年足らずでフィリピンの総人口の約5%にあたる約500万件の契約を獲得した。
ウデンナ・グループは2021年3月8日、中国国有通信大手「中国電信(チャイナ・テレコム)」と設立した合弁会社「ディト・テレコミュニティー(Dito Telecommunity)」から携帯通信サービスを開始した。
まずは、中部セブ地方、南部ミンダナオ地方の主要都市で、通話やインターネットの利用に必要なSIMカードなどの販売を開始、首都マニラや他の地域に順次拡大しえいる。
ディト・テレコミュニティーは、南部ダバオ市に拠点を置き、海運や石油販売などで急成長するウデンナ・グループが60%、中国電信が40%を出資する。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○