フィリピン民法大手の周波数が他社へ

2022年1月31日 〔フィリピン〕

 フィリピンの民法大手「ABS-CBN」がテレビ放送用に利用してきた周波数が他の放送局に割り当てられることが決まった。ABS-CBNはドゥテルテ大統領の政府批判を続けたことから、当局から放送停止命令を受け2020年5月からテレビやラジオの全国放送を停止していた。

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 周波数の割り当て先は、「アドバンスト・メディア・ブロードキャスティング・システム(AMBS)」など。AMBSは、フィリピンの富豪で元上院議員のマヌエル・ビリヤール氏が手掛ける企業グループに属する。

 周波数を取り上げられる形になったABS-CBNは、大手財閥ロペスグループ傘下で多数のテレビ局とラジオ局を抱えていた。2020年5月に国家通信委員会から放送停止を命じられた。その後、放送免許の更新も議会に否定された。

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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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