2022年2月14日 〔フィリピン〕
今年5月に予定されているフィリピンの大統領選で、独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコスが支持率60%で首位となっている。フィリピンの調査会社パルスアジアが実施した世論調査の結果を2月13日に発表した。
調査は1月19日から24日の間に2400人を対象に実施された。支持率2位は現職副大統領のレニー・ロブレド氏で16%だった。3位が元プロボクサーのマニー・パッキャオ上院議員とマニラ市長のフランシスコ・ドマゴソ氏で、ともに8%だった。パンフィロ・ラクソン上院議員は4%だった。
前回12月の調査ではマルコス氏が53%でロブレド氏が20%だった。今回両者の差が拡大した。
また、大統領選と同時に行われる副大統領選の候補者では、マルコス氏と組んで出馬するドゥテルテ大統領の長女、サラ・ドゥテルテ氏が支持率トップで2位のソット上院議長に21ポイントの差を付けている。
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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○