2022年5月10日 〔フィリピン〕
フィリピンで6年に一度の大統領選挙の投開票が5月9日に行われた。開票率78.8%の時点でフェルディナンド・マルコス元上院議員(64)が当選確実とした。また、副大統領選では、サラ・ドゥテルテ氏が当選確実とした。
マルコス氏は1960~1980年代に独裁を続けた故マルコス元大統領の長男で、ドゥテルテ現大統領の路線を踏襲するとみられている。2位のレニー・ロブレド副大統領(57)の2倍以上の表を獲得して当選確実とした。
支持者から「ボンボン」の愛称で呼ばれるマルコス氏はSNSを活用して若年層に親しみやすい印象を拡散した。
また、同日に行われた副大統領選では、ドゥテルテ大統領の長女のサラ・ドゥテルテ、ダバオ市長(43)がとうせんを確実とした。
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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○