2022年6月22日 〔タイ〕
タイ警察は6月16日、ネット広告出演者3人が、タイ王室を侮辱したとして不敬罪の容疑で逮捕した。
この3人のインフルエンサーは、ネット通販大手「ラザダ(LAZADA)」の5月のセールに合わせた動画をネットに公開した。このうち一人が伝統衣装を身につけた車椅子姿の女性を演じており、これが持病で車椅子生活を送る王女を連想させるとの指摘があがった。
ラザダは謝罪し、広告は削除したが、プラユット首相はこの動画に不快感を示し、陸軍は軍関係者にラザダの利用禁止を命じた。
政府が訴追に向けて証拠を集めるかたわら、市民団体も刑事告発がなされていたという。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○