タイ、新型コロナ対策の非常事態宣言を解除へ

2022年9月26日 〔タイ〕

 タイ政府は9月23日、新型コロナウイルス対策のために発令している非常事態宣言を9月30日に解除する方針を固めた。2020年3月の発令以来、2年半ぶりに解除されることになる。

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 同国で軍政の流れをくむプラユット政権は、この非常事態宣言を利用して反対はの活動を抑え込んでいると批判されていた。

 閣議で正式決定される予定。また10月1日には、タイ政府は新型コロナウイルスの感染症対策上の分類を変更し、これまでの「危険な感染症」から「監視すべき感染症い」に格下げる。

 これに伴い、入国制限の撤廃や、感染者の隔離義務の解除も検討しているようだ。

 タイでは1日あたりの新規感染者数が、一時期「オミクロン株」の有効で2万人を超えていたが、現在は1000人前後を推移している。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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